【フリーランス】初めての案件提案をやってみた体験談

今回、フリーランスとして初めて案件の提案をすることがありましたので、その際の学びを残しておこうかと思います。

自分用のメモのような内容ですが、同じ状況の方がいれば少しでも参考になればと思います。

前提

前提として、以下のような状況で新規案件のお話をもらい、提案することになりました。

  • 案件の提案をするのは今回が初めて。もちろん提案書なども全く作ったことがない。
  • 見積もり書は一緒に案件を進める慣れている人に作成してもらった。
  • 開発案件ではなく、ネットショップの在庫管理システム導入のサポートをする案件。
  • 導入するシステムに関しても、ネットショップについてもほとんど知識は無かった。
  • 普段はSESで他の現場に出ているため並行して動かなければならないため、基本的に時間を使えるのは業後や休日のみ。

やったこと

まずは調査

前提のところで書いたとおり、案件に関しての知識は全くない状態でのスタートでした。

開発案件であればなんとなくイメージは付きそうなのですが、今回は知らないシステムの導入サポートです。

そのため、まずは導入する在庫管理システムの情報を集めることにしました。

導入するシステムは楽天市場やYahooショッピングなどの在庫情報を管理したり、定型業務を自動化したりすることができるシステムです。

こちらはデモ期間中は無料で利用できるため、まずはデモ登録して設定マニュアルを読みまくります。

難しい。。。

上述の通りネットショップや在庫管理について全く知識が無いため、マニュアルを読んでもわからない言葉がたくさん出てきたり、意味がわかっても実際の運用をイメージできませんでした。

それでもなんとか設定マニュアルを一通り読み切り、わからないことを箇条書きでメモしまくりました。

ネットで調べてもよくわからなかったため、メモした内容を持ってシステムのサポートに電話です。

そもそもの基礎知識やお客さんの運用を知らないため、サポートにうまく説明できなかったり、変な質問をしたりしたかと思いますが、恥を捨ててサポートにぶつけまくりました。

日中は他の場所に常駐しているため、サポート受付時間内に電話をするのは地味に難しかったです。

幸いサポートの方が丁寧に答えてくれたこともあり、ざっくりと概要を掴むことができました。

実際の作業手順を書き出し

設定マニュアルやサポートに聞いた内容をまとめて、実際の作業手順を書き出していきます。

実際に案件を始めるにあたってのスケジュールやどんな手順があるのかを把握する必要があるためです。

以下を意識して手順を洗い出していきました。

  • 一つ一つの手順をできるだけ細かくする。
  • その手順を実施するのに必要な情報があれば一覧でまとめておく。

準備が必要なタスクはその準備もタスクとして書き出します。

手順から暫定のスケジュールを作成

手順が作成し終わったら、その手順を実施するのにかかるであろう時間を記入していきます。

ここで一つ一つの手順が大きくなっていると正確な作業時間を見積もれません。

作業時間が見積もりにくかったら一旦その作業を細かく分解して、作業時間を見積もりました。

全ての作業時間を見積もることができたら、全体の工数を知ることができます。

ただし、これをスケジュールに起こすためには工数だけでなく工期の考え方も取り入れる必要があります。

  • 工数:実際に作業する時間(1日その作業だけをして完了できる量であれば、1人日)
  • 工期:実際に作業を完了するまでの時間(1人日の作業を3日かけて完了するのであれば、3日)

工数だけでスケジュールを組んでしまうと、、、

「30人日の作業量だから、1ヶ月あれば終わります!」

となってしまうわけですね。

毎日その作業だけを休みなく1ヶ月続ければできますが、自分の場合はSES案件もあるのでそれは無理です。休みも欲しいです。

「30人日の作業だけど、実際に時間を避けるのは1日に0.3人日分くらいなので、100日かかります!」

というようにスケジュールは組むべきです。

無理のない工期を意識して設定し、それをスケジュールとして作成しました。

提案資料の作成

今回のお客様は堅苦しい感じではなかったので、パワポで簡単な資料を作成して提案書とすることになりました。

 内容はざっくり以下のような内容です。

  • ざっくり提案内容(こんなことをしてあげるよ。するとこんないいことがあるよ。)
  • システムの機能についてざっくり紹介(公式サイトからほぼそのまま)
  • 暫定スケジュール(作成したスケジュールを簡易なものにして全体でどれくらいかかるのかがわかるように)
  • システム導入後の運用方法について(正直よくわからないのでなんとなくで作って、お客さんに指摘してもらう)

資料自体はあくまでも見やすく作成し、細かいことは全部コメントに書いて対面の場で説明することにしました。

費用については資料には入れず、要件のすり合わせ後に見積もりますねーという感じで進めました。

対面での提案

いざ提案です。

作成した資料を印刷して、お客様のもとに向かいます。

自分はあまり人前で話してこなかった人間なので、こういったことは慣れていません。

用意していった資料の内容の説明は問題なく進められたと思うのですが、その後が問題。

  • 「このシステムとも連携したいんだけど・・・」
  • 「この場合の運用はどうなる?」
  • 「こんなことはできないの?」

知らないワードがたくさん出てくるわ、想定していない質問が飛んでくるわで頭がフリーズしました。

下調べ、準備が足りなかったですね。

その際に一緒に打ち合わせに行った人にフィードバックをもらったのですが

  • 声が小さくなっていた。
  • 下を向いて話していた。
  • 話の方向性がずれていって締まらなかった。
  • 長めの沈黙が発生していた。
  • 語尾がゴニョゴニョしてしまってはっきりしなかった。

ダメダメですね。完全にテンパってます。

打ち合わせは目的と着地点を明確にして臨むべきだと学びました。

また、想定外でわからないことは「わかりませんので、調査しておきます」と言って調査に必要な情報を聞いておく事が必要だと思いました。

今回の場合は打ち合わせの内容を録音しておいたため、後で何度も聞き返してわからない言葉などを調べることができました。これは自分を褒めたいです。

まとめ

この後、もう一度打ち合わせをセッティングして仕様を詰めました。

そして見積書を送付したのですが、、、

案件化はできませんでした!

費用感について決裁が降りなかったみたいです。

まだまだ不安なところもあったので、正直少しホッとしてしまいました。

ただ今回費やした時間は決して無駄だとは思いませんので、このように記事化しておくことにしました。

以下、今回の反省を踏まえた提案に関する注意点一覧です。

  • わからないことは恥を捨てて聞きまくる。
  • 手順はできるだけ細かく分解する。
  • 工数と工期を意識してスケジュールを組む。
  • 費用は工数から算出する。(お客さんに説明する際も、これだけの工数がかかるのでこれくらいの費用になります。と言える。)
  • 最終的に提示する費用とスケジュールはバッファを付与する。
  • 実際の作業を頭で具体的にシミュレーションして抜け漏れがないか確認する。
  • 実際にどうやって運用するのかを考える。
  • 打ち合わせで質問されそうな内容を考えておく。
  • 打ち合わせの目的と着地点を明確にしておく。
  • 打ち合わせですぐ回答できない内容は「調べておきます」で回避する。
  • 打ち合わせは可能であれば録音する。
  • 声を大きくハキハキと喋る。
  • 語尾をしっかりと発音する。

まとまりのない文章になってしまいましたが、以上です。

おしまい。